ーLifestyle コラムーBangkok,Thailand ~食文化編~

皆さんは、タイ料理と聞いてどのようなものを想像しますか?

今回は、タイ料理の中から、おススメをご紹介していきたいと思います。

FOOD


1つ目はパッタイ

パッタイは、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

米粉で作られた麺をタマリンド(甘酸っぱい果実)やナンプラーなどで甘酸っぱく味付けられた、タイ風の焼きそばのことです。

エビ、もやし、パクチー、ナッツも入っていて味も濃すぎず食べやすいです。

日本のやきそばとは、また違った風味なので、焼きそば好きの方は是非試してみてください。

2つ目は、屋台の揚げ物

イメージはもちっとした丸い中華春巻きです。

中には筍や人参などのどろっとした具材が入っていて、ボリュームがあります。

大きさも程よく、食べ歩きには最適です。何と言っても、1つ8バーツ(日本円で約24円)と驚きの価格。小腹がすいたときに是非。

美味しいですが、食べすぎには注意してくださいね。

3つ目は、トムヤムクン

※写真はございません。

こちらはエビやマッシュルームが入っており、レモングラス、ガランガル(生姜科の香辛料でタイ生姜やナンキョウとも呼ばれている)等も入っている、スパイシーなスープです。少し酸っぱさもあり、癖になる味です。ピり辛ですが、レモングラス等のハーブの香りと共に美味しく頂けます。


4つ目は、カオマンガイ

※写真はございません。

カオマンガイとは、お米の上に蒸した鶏肉が乗せられたとてもシンプルなお料理です。鶏の香りが付いたお米と、鶏を茹でてとったスープが提供されます。全体に鶏の旨味が染み込んでおり、優しい味の中でもしっかり鶏の風味が強調され、シンプルながら満足感のある料理です。スパイス料理続きの方には、ぜひおススメです。

お料理は、スープもソースも付いていて、Take outもできます。

5つ目は、レッドカレーです

こちらのレッドカレーには、なんとパイナップルが入っています。

写真のカレーは、タイの料理教室で作ったものです。カレーにパイナップルと驚かれるかもしれませんが、スパイシーな風味の中にパインの甘さが溶け込み、絶妙な組み合わせです。それぞれのスパイスや具材ともマッチしていて、ぜひお試しいただきたい一品です。

SWEETS


1つ目はLod Chong(ロッチョン)

こちらのドリンクは、女性スタッフにとても人気のドリンクです。

中に入っている緑色の麺は、タイで香りづけに使われているパンダンリーフが使用されており、米粉、ライムなどで作られています。食感は、つるっとしていてパンダンリーフの香りがほんのりします。ジュースは、パームシュガーなどで甘くしたココナッツミルクで、ほんのり甘いドリンクです。

2つ目は、マンゴー

タイと言えばマンゴーですね。写真両端は、カオニャオマムアン(英語名:Mango Sticky Rice)と呼ばれる、暑いタイでは定番のデザートです。 マンゴーに添えられているのは、ココナッツミルクや砂糖、塩などで煮詰めたシロップを、炊きあがっているタイ米に混ぜ合わせたものです。さらに、砂糖で煮たココナッツミルクもかかっています。甘さの中に塩のしょっぱさもほんのり感じられるスイーツです。

そして、写真の手前にあるスイーツは、ココナッツミルクの中にタピオカとマンゴーが入っており、他のスイーツに比べて甘さが控えめなので、とても食べやすいデザートです。

3つ目は、カノムパン・サンカヤーです。

こちらは、食パンに二種類のソースをディップするタイプと元々食パンにバターシュガーが塗られているタイプのスイーツです。ソースは、マンゴーと先ほど紹介したパンダンリーフの二種です。こちらの食パンはふわふわで、パンだけでも楽しむことができます。

番外編


#マカーム・テー

こちらは、タマリンドの一種である マカーム・テーと呼ばれるフルーツです。豆みたいな形をしていて中に枝豆のような身が1つ1つ入っています。食べ方は、そのまま中身を食べます。種があるので種は出してくださいね。

味は、かすかに酸味があり水分が多いです。食感は、硬めのリンゴのような感じがします。

緑色の時に食べると豆の味、真っ赤な時に食べると酸味が強いと言われています。

このフルーツの果肉は、調味料や飲み物、ジャムとして使われることが多いそうです。

#かき氷

これは、タイのかき氷です。トッピングの多さとカラフルさに驚かされます。

トッピング何種類かを自分でカスタマイズできて、日本とは違ったかき氷が楽しめます。

おわりに


タイ料理は、スパイシーなものと甘いものが比較的多いです。辛いものがお好きな方にとっては、程よいパンチのある辛さではないでしょうか。ドリンクも甘めに作られているので、甘いのが苦手な方は、砂糖を減らすか、抜きで注文されることをお勧めします。

「甘い」ものが多いのには、タイの気候に理由があります。

砂糖は、ご飯と同じ糖質 (炭水化物) で、健康に活動するためのエネルギー源として利用される食品です。糖質の中でも砂糖はすみやかに消化吸収されるため、暑さで疲労しがちなタイの人々の栄養補給に高い効果を発揮します。また、高温多湿の気候では、砂糖の持つ防腐効果や脂肪の酸化防止効果にも役立っているそうです。

色鮮やかな食材で溢れるタイ料理、タイへ旅行に行かれる際はぜひチャレンジしてみてください。