京都建仁寺 ジュエリー絵画展

クライエント 京都府 建仁寺

概要

京都建仁寺にて双龍図をジュエリー絵画で再現したアート展の総合プロデュースを行いました。

このイベント企画は、
①ジュエリーの芸術作品としての新たな価値を確立すること
②その価値を、由緒ある寺院にてアート展という形で実社会へ落とし込むこと
③まちづくり、社会貢献としての効果について研究を進める産官学連接事業としての取り組みです。

背景

ジュエリーはこれまで、身に着けるための装飾品としてその価値が認知されてきました。

そして、そのほとんどが、女性が使用するものでした。

神戸の老舗宝石店であるジュエリーカミネ様は、新たな加工技術の開発によりジュエリーを使用した絵画作品を制作することを可能にしました。

絵画作品となることで、女性だけでなく、誰にでもジュエリーを楽しんでいただけるものとなりました。

これは、従来の装飾品としての価値を越えて、芸術品としてのジュエリーの新たな価値を開拓したといえます。

このイベントでは、京都建仁寺の天井画である小泉淳作 画伯の大作・双龍図をジュエリー絵画にて再現、展示することで、訪れる人々に「伝承」についての奥深さを伝えます。

デザイン

建仁寺法堂「双龍図」
建仁寺の法堂には、故・日本画家の小泉淳作画伯が2年の歳月をかけて完成させた大作「双龍図」が天井画として描かれています。

龍は仏法を守る象徴とされており、畳108畳分にも及ぶこの水墨画に描かれている双龍は、師匠から弟子へ法を繋いでいく大切な場(法堂)を見守っているとされています。

特許技術・製法「ジュエリー絵画®」
熟練の職人がひとつひとつジュエリーを敷き詰めて作り上げる「ジュエリー絵画®」。特別な製法で制作されるその作品は、50年、100年と色褪せることなく普遍の輝きを放ち、親から子へ、子から孫へと、代々受け継ぎ、大切にしていただくことができます。

「双龍図」とジュエリー絵画によるアート展
ジュエリー絵画によって再現された「双龍図」の輝きと、水墨画である「双龍図」の経年の変化による魅力との対比を味わうことができるアート展。訪れる人々に「伝承」の意味を伝えると同時に、日本の文化芸術とジュエリーの芸術作品としての新たな価値を伝えます。