訪日外国人が年々増え続ける中、日本も一人一人がグローバルな人材になることが必要とされています。
この情勢の中で、引け目を感じずに自信を持って海外の方々と接することができるようにと、奈良県にある和菓子屋さまをサポートさせていただいております。
目標
①語彙力・英語でのコミュニケーションの基礎を身に着ける
②「話せない」を「話せる!」の自信に変えること
③実践の場で活かす
【英会話】の講座と【接客英語】の講座、各月1回(2時間)全12回のコースです。
各講座での様子をこのページでご報告させていただければと存じます。
実施日時
2018.11.20 Tuesday(第11回/12回)
講座内容
①Vocabulary test
②Vocabulary exercise
③Today’s topic: 道案内
①Vocabulary test
動詞の活用形テスト
②Vocabulary exercise
単語テストで出てきた単語を応用してウォーミングアップ英会話
③Today’s topic: 道案内
「何とかジェスチャーで伝えてきました」、「電車や街中で時々道を聞かれますが、うまく説明できないので目的地まで一緒に行きました」、「オリンピックを目処に、海外の方に道を聞かれた時のために備えたい」といったお声を聞きます。
ということで、今回は尋ねられた時にスムーズに対応できるよう実際に道案内をしていただきながら練習を行いました。
ではまず頻出単語を見ておきましょう。
corner:角
crossing:横断歩道
crossroads:交差点
crossing:横断歩道
footbridge:歩道橋
fork in the road:Y字路
stairs:階段
sign:看板
underpass:地下道
traffic light:信号
道案内のコツは目印などを述べながらシンプルに伝えることです。あとは副詞や前置詞をマスターして道を「どう」進むのか「どこで」どうするのかを伝えることです。
副詞の例
go straight:まっすぐ行く
turn right:右へ曲がる
前置詞の例
go over:〜の上を行く
go along:〜に沿って行く
ペアになっていただき、各々が作成した地図を使って道案内の練習をしていただきました。人気の観光地、店舗、ご自宅などを目的地にしたり、橋や地下道を加えたりと様々な単語や前置詞を使って練習をされていました。
スタッフさまから、先日催事の時に海外のお客様から道を聞かれる場面がたくさんあったことを伺いました。来年にはラグビーW杯、2020年には東京オリンピック、そして先日決まった2025年大阪万博を控え、海外からのお客様は今後も右肩上がりで増加することが見込まれます。道案内をしながら相手の国の話をしたり、日本のおすすめスポット紹介をしたりと異文化交流ができるといいですね。
成果
単語テストの後に、テストで出てきた単語を使って一文英語を発表していただいていますが、徐々に文の長さが長くなってきました。文の構造(SVOM(主語・動詞・目的語・補語))(例 We had a meeting at a nice cafe in the morning.)の基本を抑え、「いつ」「どこで」「誰と」など補足の説明を加えることでより詳細な情報を相手に伝えることができます。
課題
「伝えることに慣れてきたけど、何を言われているかわからない」とリスニング強化の必要もあるため、おすすめのリスニング教材をお伝えするなどし、耳で慣れる勉強法もお伝えしていこうと思います。洋画・洋楽・ポッドキャストなど興味のある内容の英語に触れることが、英語を身近なものにする方法の一つです。日常に英語を取り入れることで異文化に触れられるので、気分転換にもなります。
次回の戦略・展望
次回は海外の方々に日本のこと、地域のことを紹介できるように、日本食・奈良の観光地についての英語を練習する予定です。我々日本人が海外に行った時に、現地の人から直接おすすめご飯や観光地を教えていただけると旅行がより思い出深いものになりますよね。自信を持っておすすめができるようロールプレイングを取り入れながら練習します。