クライエント 長崎県五島列島小値賀島 納島
概要
納島の歴史や風土を記録し、未来に繋げていくために「納島ブック」の作成を進めてきました。今回さらにバージョンアップした「納島ブック Vol.3」を作成しました。
この本を通して、納島の魅力を発信するだけでなく、納島の方々の仕事に対する姿勢やプライドを島外にも発信し、納島の生業や特産品のブランディングに繋げていくことを目指しています。
実施目的
この本を通して、納島の魅力を発信するだけでなく、納島の方々の仕事に対する姿勢やプライドを島外にも発信し、納島の生業や特産品のブランディングに繋げていくことを目指しています。
コンセプト
納島 = ピーナッツ(落花生)
第1.2弾では納島の歴史や風土を広く伝えてきました。
そこで今回は落花生やキリスト教の歴史など納島を代表する項目に絞り、農家さんや島民の方へのインタビューを通して、これまでにない、厚みのある記事になるようにしました。
「幻の落花生」と言わしめるまでのものを守り続けてきた、農家さんの苦労や本音にもクローズアップすることで、納島独自の文化に付加価値をつけ、島民の方と時間を共にしてきた私たちだからこそできる、質問や撮影などを通して、唯一無二のものになるように心がけました。
目次
- 納島を知る
- 納島の風土
- キリスト教の伝来
- 年間行事
- 幻のピーナッツ物語
- おいしいをつくる素
- おいしいをつくる工程
- おはなし しましょう
- かつみさんと尚子さん
- のぶよさんとゆかりさん
- おまけのレシピ
- 納島の風景
- 納島マップ
- 小値賀マップ
- アクセス
あとがき
タイトルの変更
「noushima book」とローマ字表記であったところを「納島本」と漢字表記に変更しています。
意図としては、「真面目さ」「歴史」「伝統」をデザイン構成からもしっかり感じ取れる仕様へと変更する必要性を感じた為です。
構成の変更
今回はより深掘りした内容をお届けするために、インタビューページを設けたり、落花生栽培シーンを1工程ずつ、1ページごとに掲載したりしています。
そのため、ボリュームのある内容をきちんとお伝えできるよう、左開きから右開きに変更しました。
プロジェクトを通して
お忙しい中、島民の方にご協力いただき、直接お話をお伺いする貴重な機会をいただいたことに大変感謝しております。
今回の制作を通して、さまざまな意見を聞くことができ、納島のいろんな側面をみることができました。
落花生農家さんの並々ならぬ想いやプライドに触れ、改めてまちに介入していく姿勢について考えさせられるきっかけになりました。
これからも納島協力隊として、島民の皆様の想いや暮らしを尊重しながら、色んな方が訪れる多様な場所になるよう一層努力して参ります。
納島本3はシリーズ1と2同様に、納島の宿泊施設や小値賀町の港、
百代の事務所にて販売しております。
ぜひお手にとってみてください。