訪日外国人が年々増え続ける中、日本も一人一人がグローバルな人材になることが必要とされています。
この情勢の中で、引け目を感じずに自信を持って海外の方々と接することができるようにと、奈良県にある和菓子屋さまをサポートさせていただいております。
目標
①英語での接客フレーズを習得する
②「伝えられない」を「伝えられる!」の自信に変える
③日々の接客で実践し、より多くの海外からのお客様にお店の魅力を発信する
【英会話】の講座と【接客英語】の講座、各月1回(2時間)全12回のコースです。
各講座での様子をこのページでご報告させていただければと存じます。
実施日時
2018.4.12 Thursday(第4回/12回)
講座内容
①商品説明の練習
②前回の授業でお書きいただいたご質問用紙への回答、情報共有
前回お書きいただいた「ご質問用紙」に、たくさんのご質問や英語接客で困ってしまったことへのお声が寄せられました。それらの情報をスタッフ皆様と共有し、日々の疑問の解消、次への自信につなげたいと思います。
4月は物販に関するご質問への回答(5月は飲食に関するご質問への回答)をします。
(以下一部抜粋)
・「只今満席でございます。」と、それに続く丁寧なお声掛けの表現
”I’m afraid we are full right now. We’ll call your name when your table is ready.
Could you wait for a while, please?”
・「グループでお席が分かれる場合がございますが、よろしいでしょうか?」
“Would you mind sitting separately?”
・クレジットカード端末に異常があり、現金でお支払していただくご了承を得る表現
“I’m sorry but this credit card terminal doesn’t work. Could you pay by cash, please?”
◎ポイント:”Could you~, please?”や”Would you~?”を使うことで丁寧な印象をあたえる
③店舗でロールプレイング
今回は講師が観光客役になり、ご質問のあった内容で実際にロールプレイングを行いました。
ロールプレイング
成果
毎日店舗に海外からのお客様がいらっしゃる中で、スタッフ皆様が少しでもお客様にご迷惑をおかけしないといった思いで一つでも多くのフレーズを習得し、取り組まれているご様子がうかがえました。ご自身で日々の接客の中で書き留められているノートの内容、また講座内で勉強する内容を何度も繰り返し練習されている成果が表れ、何も見ずに接客英語のフレーズをおっしゃっているスタッフ様が何名もいらっしゃいました。きっと日々の実践でもご活躍されていることと思います。
改善点
ロールプレイングを今回4チームに分けて順番で行いましたが、次回は2チームに分け、半分のチームがもう片方の練習を見るなど、お互いが指摘・工夫し合える環境づくりを心がけたいと思います。
次回の戦略・展望
今回は講師が観光客役をしましたが、次回はスタッフ様にもしていただき、英語に触れる時間を増やしたいと思います。