シビックプライド研究会
Vol1. 書籍 市民がつくる、わがまちの誇り: シビック・プライド政策の理論と実際
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【市民がつくる、わがまちの誇り: シビック・プライド政策の理論と実際 】
本書要旨
本書の目的は、政策に活用するためのシビック・プライドについて論じたものである。著者は、その意味として「シビック・プライド」として、句読点を入れて用語を活用している。
・シビックプライドとは何か 政策論からの再定義
本書では、「自治体経営のツールとしてのシビック・プライド、政策用語としてのシビック・プライドである。[1]」としている。
・シビックプライド(Civic Pride)の登録 読売
株式会社読売広告社の登録商標
「愛着」「誇り」「共感」「継続居住意向」「他社推奨意向」の5つの指標で表している。
「愛着」この街に愛着を持っている
「誇り」この街に誇りを持っている
「共感」この街のあり方に共感している
「継続居住意向」今後もこの街に住み続けたい
「他社推奨意向」この街を人にも勧めたい
[2]
・市民プライド 三菱UFJリサーチ&コンサルティング
「自分が暮らしているまちに対して感じている愛着や誇り、お勧めの度合い、イメージなど」を意味する。
[3]
・類似概念との比較
都市ブランドと地域ブランド
ブランドとは、「ある売り手の商品やサービスを他の売り手のそれらとは異なるものとして識別させるための名称、用語、デザイン、シンボル、その他の特徴(アメリカ・マーケティング教会・1988年)」を意味する。
まちづくりにおけるブランドの考え方として松下は、市場の選択と製作者の思いの両面、津町提供者と受け手側の双方
・まちづくり定義
「地域社会に樽沿いする資源を基礎として、多様な主体が連携・協力して、身近な居住環境を漸進的に改善し、町の活力と魅力を高め、生活の質向上を実現するための一連の持続的な活動」
論文:まちづくりとは何か : その原理と目標佐藤滋 まちづくりの方法 2-11, 2004
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[1]松下啓一,『市民がつくる、わがまちの誇り シビック・プライド政策の理論と実際』,水曜社(2021),P16
[2]松下啓一,『市民がつくる、わがまちの誇り シビック・プライド政策の理論と実際』,水曜社(2021),P17-18
[3]松下啓一,『市民がつくる、わがまちの誇り シビック・プライド政策の理論と実際』,水曜社(2021),P18
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