宇陀市立病院サイト開発のプロセス

サイト制作にあたり、改めて、宇陀市立病院が大事されている理念や教育方針などをお伺いすべく、取材と撮影を行いました。

施設見学だけでなく看護部長や地域医療支援センター長にお話をお伺いしました。インタビューの中で特に印象的だった内容をご紹介します。

看護部長のお話では、患者さんや職員さんに寄り添った姿勢が印象的でした。宇陀市立病院は地域密着型の病院のため、近隣の患者さんが多いそうです。

だからこそ、その方達の生活も大事にしながら、入院してもできるだけおうちに帰れるように、できることは一生懸命、一緒にサポートしながら、医師や看護師と連携をとっている医療体制に宇陀市立病院の特徴が現れていました。

また、「総合診療」を行う地域医療支援センター長のお話でも宇陀市立病院が大切にされている姿勢をお伺いすることができました。

総合診療は病気の診断だけでなくなぜその症状が出ているのかを、精神的や社会的側面なども含め総合的に診療する科です。そのため、普段の行動や生活習慣、現在感じているストレスがないかなどをヒアリングし、本当に必要な医療は何かを突き止めるため、患者さんひとりひとりに丁寧に向き合われている姿が印象的でした。

お二人のお話や病院で働く方々の様子を見ていても、患者さんのことや病院に関わるこ人のことを一生懸命考えていることが伝わってきました。

テキパキと動きながらも、落ち着いていて、私たち含め利用者さんが安心して身を委ねられる雰囲気が広がっていました。

取材を通して、患者さんに寄り添い、地域医療を展開する宇陀市立病院のあたたかい雰囲気を大事にサイト制作を行うことを改めて確認することができました。