Noushima Project #9

今回は、納島プロジェクト ~研究所大改造編~ です。

納島プロジェクトとは?

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Noushima Project #01 ~納島ではじめる新しい暮らし~


風情ある日本の古民家

【10月21日】

am 9:00 お試し住宅清掃

am 10:30  アメリカから移住されたブレットさん宅を見学

私たちの拠点である”離島研究所”も台風により、瓦が吹き飛び、天井も崩れましたが、ほとんどブレットさんに修理していただきました。小値賀本島では空き家を5.6軒ほど改修されています。ブレットさん宅は、古き良き日本の伝統をそのまま残し、至るところが丁寧に修繕されていました。

驚きなのは、独学で実践しながら学ばれているということ。今は貴重になっている釜や、囲炉裏、掘りごたつ、欄間など、眺めているだけでもその空間に癒される時間でした。

同時に痛感したのが、もう小値賀には大工さんがいなくなる危機が迫っているということです。古いお家と高齢者が多いため、これは私たちの大きな課題の一つといえます。

pm 0:15 納島へ出発

明日明後日の予報が雨とのことで、今日は草刈りメインで清掃に取り掛かりました。

位置によっては湿気も多そうだったので、どの場所にも日の光と涼しい海風がたくさん入るようにしたいと思っています。毎回枯葉や木のつる、土、ゴミがとにかく山盛りに出ます。苦手な虫と闘いながらも、足場の悪かった暗い道は通れるまでになりました。

窓はサッシからガラスからすべて砂埃などによる汚れだらけで、力いっぱいに押さないと開かないくらいでした。全体的に暗かった雰囲気もちょっとずつ明るくなってきていて、やりがいを感じます。涼しい日でしたが、汗をかくほど夢中で動き回った1日でした。

さわってはいけない植物たち

今日は島民の方に助けられたことありました。わざわざ出向いて「触ってはいけない木があるから教えるよ」と歩いてきてくださいました。どうやら、その木を素手で触ってしまうと物凄くかぶれてしまうとか!

それがこの葉っぱです。「ハゼの葉」

そんなことも知らずに早々に草刈りしていたところなので、本当に助かりました!素人が見ても、普通の葉っぱですよね。

面識もなかった私たちなのに、ご親切してくださって本当に嬉しかったです。大阪では自然にすら触れ合う機会が少ないけれど、植物についてもたくさんお勉強できそうでこれから楽しみです。



次回は、~はじめての離島祭り~ のお話♪