離島活性化 納島 しめ縄づくり

お正月を迎える準備に欠かせない「しめ縄」

稲わらなどで作られたしめ縄は、「ここは神様が宿る清浄な場所ですよ」という目印として、日本の暮らしの中で大切に受け継がれてきました。

お正月に飾るしめ縄には、こんな意味が込められています。

・年神様を迎え入れるための目印であること
・邪気や災いが家の中に入るのを防ぐ結界の役割
・新しい一年を清らかな気持ちで迎えるための準備

そのため、しめ縄は玄関や門、神棚など、外と内の境目に飾られることが多く、年の変わり目を整える大切な存在とされています。

そんな日本の伝統行事を、納島ではつくるところから大切にしています。

毎年10月、納島では「大祭」と呼ばれるお祭りが行われます。

五穀豊穣や大漁祈願、そしてこの島で暮らす人々が平和で健康に過ごせますようにと、島全体で祈りを捧げる大切な一日です。

この大祭の中で行われるのが、しめ縄づくり。

島の人たちはもちろん、島外から訪れた若い人たちも加わり、みんなで力を合わせて2本の大きなしめ縄を編み上げていきます。

継ぎ足す縄の量や編み込むときの力加減は、どれも簡単なものではありません。強すぎても弱すぎても形は崩れてしまい、経験と感覚が求められます。

「縄が結べたら一人前」

そんな言葉があるほど、しめ縄づくりは納島の暮らしと深く結びついてきました。

こうして受け継がれてきたしめ縄づくりは、島の人と人、人と文化をつなぐ大切な時間でもあります。

納島で育まれてきた文化をこれからも島の内外の人たちと分かち合いながら、次の世代へと丁寧につないでいくのがHAKUTAIスタッフの目標です。