バイオトイレができるまで~設置~

バイオトイレが完成したら、次は設置の工程です。

まず50cmくらいの深さまで穴を掘っていきます。
ここでポイントなのが、あまり深く掘らないこと。

バイオトイレの仕組みは、微生物や虫たちに排泄物を分解してもらい、それを発酵させることで土に還る仕組みです。

穴を深く掘ってしまうと、それが起こりにくくなってしまいます。

目隠しには、納島内に数多く生えている竹を使いました。

竹を切り、長さを揃えて、下から一本ずつ麻縄で編んでいきます。

自然の中で自然のものを使って何かを作るときはプラモデルを作るみたいな神経質さは捨てて、その素材の触り心地や特性をしっかり肌で感じながら、五感に頼って作ってみると楽しいと実感しました。

もし壊れたり、上手くいかなかったりしても、自然の中に素材は沢山あるため、その時々にあった素材とその素材にあった作り方を楽しめるように、HAKUTAIはこれからもまちづくりを行っていきます。